レイアウトのルール04 整列

2020年5月27日

イメージイラスト_整列

整列とは

デザイン上の各要素の位置を他の要素の位置と揃えることを「整列」といいます。
初心者は変化をつけようとして、ついつい色々な位置に要素を配置してしまいがいがちですが、まずはきれいに揃えることから始めましょう。

「整列」の利点

  • デザイン上の秩序が保たれる。
  • 文章が読みやすくなる。

「整列」の使い方

  • グリッドやガイドなどを使用して、各ビジュアル要素の位置を揃える。
  • 整列の基準を統一する。

文字整列の種類

左揃え 右側に余白ができ、明るく軽やかな印象。
右揃え 左揃えと似ているが、文字量が少ない場合に適している(文字が多いと次の行の開始点を見つけづらい)。
中央揃え 格式、上品さを感じさせる。文字量が少ない場合に適している(同上)。
両端揃え ページデザインの「本文」でよく使用される。文字量の多い場合に適している。欧文(アルファベット)の場合は単語間が不自然に空いてしまう事があるので、調節が必要。
回り込み 写真やイラストなどのグラフィック要素と絡めて使う。他の整列方法と組み合わせて使う。
非対称 エネルギーや動きを感じさせる。文字量が少ない場合に適している。
具象化 読みづらいがインパクトを与える。

関連項目

参考書籍

さらに詳しく知りたい人はこちらの本を是非読んでみてください。

レイアウトのルール

  1. 近接
  2. 強調
  3. コントラスト
  4. 整列
  5. 反復
  6. バランス
  7. 流れ

その他のデザイン要素

  1. 画像の使い方
  2. 文字のデザイン(タイポグラフィ)
  3. 色の使い方