ドスパラMagnate IMのSSDを大きい容量に交換

2022年7月20日

数年前にドスパラで購入したMagnate IM。CドライブのSSD(250GB)の容量が足りなくなったため、大きい容量(500GB)のSSDに交換しました。
スクショを忘れたのでテキストメインですがメモ(作業後に記憶を頼りにまとめたため部分的に違うところもあるかもしれません)。 SSD同士の交換の参考になれば。

用意したもの

今回購入したSSDと変換ケーブルはこちら。

作業はSSDのメーカーのサイトを参考に進めました。日本語の動画で解説されています。
動画内ではアプリケーションの画面が英語になっていますが、現在は日本語になっており分かりやすくなっていました。

SSDをPCと接続

まずは新しいSSDをフォーマットするために、変換ケーブルを使ってPCと接続します。

SSDの接続に関しては動画内では詳しくは説明されていませんでした。調べてみたところ、SSDを接続すると自動で認識してドライブが表示されるとありましたが、自分の場合は表示されず!

そこで【ディスクの管理】画面を開いてみると 「論理ディスクマネージャーがアクセスできるようにはディスクを初期化する必要があります」と表示され、「MBR」または「GPT」の選択肢が出てきます。

これはSSDの容量によって以下のように選択すれば良いそうです。

  • MBR→最大2TBの場合
  • GPT→2TB以上の場合

参考:完全解説|MBR と GPTの違い、それぞれの特徴、確認方法、相互変換方法など

SSDのフォーマット

次にディスクの一覧から今回接続したディスクを確認してみると 「未割り当て領域」と表示されていたので右クリック→「新しいシンプルボリューム」を選択します。

参考:HDD/SSDの未割り当て領域を削除!パーティションの作成&拡張

その後、再度右クリックからフォーマットを「NTFS」で行いました。
ドライブ名をつける画面が出てきましたが、あとでCドライブとして使用するのでここでは設定しないほうがいいのかなと思い付けずに決定。ただ、そうするとコンピューターの画面でドライブ自体が表示されませんでした。
【ディスクの管理】画面ではドライブが表示されているので改めてドライブ名を設定。とりあえず空いてるアルファベットを設定しておきました。 (最終的にクローン後にそのままCドライブとして使えたので特に気にしなくてもいいのかもしれません)

SSDのクローン作成

いままで使用していたSSD(Cドライブ)の内容を新しいSSDに複製(クローンを作成)します。 前述の解説動画にしたがってアプリ「Acronis True Image for Crucial」をダウンロード、インストールします。
アプリを起動すると自動でウィザードがスタートしました。 動画内の説明とは少し画面が変わっておりわかりやすくなっていました。

↓起動時にこの画面が出た場合は一番左「クローン作成ウィザードの開始」をクリック

↓この画面の場合は「ディスクのクローン作成」をクリック

あとは「ソース(コピー元)」と「ターゲット(コピー先)」を設定して開始すればOK。
HDDやSSDを複数使用している場合などは、選択するドライブを間違えないように気をつけましょう。

250GBで30分くらいで終わりました。ただし内蔵SSDからUSB3.0で接続したSSDへの場合なので、条件によっては変わってくるかもしれません。

SSD容量の差分はどうなる?

クローンの際に気になったのが、容量が大きいSSDへの複製ということで差分の容量はどうなるのか?ということ。クローン先でも容量が250GBとして認識されてしまうと困ります。

結果的には、解説動画で紹介されていたアプリで自動設定で実行したら問題なくクローンを作成することができました。 ただしアプリによってはやはり容量が増えないこともあるようです。

参考:SSDクローン換装で容量アップしたのに容量が増えない | でじままらいふ♪

SSDの付け替え

既存のSSDもサブSSDとして使いたかったのでそのままにしておこうかとも思ったのですが、同じ中身のSSDが2つあるとややこしいし、旧ディスクが起動ディスクとして使用されても困るので一旦交換することにしました。

PCの電源を落としてPCケースを空けます。
Magnate IMのケースでSSDを外す場合は両サイドのカバーを外さないと外せません(両側からSSDが接続されているドライブベイのネジを外す必要があるため)。PCケースの背面はネジで止めてあるのですが、ドライバーを使っていちいち開けるのもめんどくさいので手で回せるネジに交換しました。これなら指で回せるのでとても楽です。

既存のSSDは以下の手順で外します。

  • ケーブルを外す
  • SSDが設置されているドライブベイをはずす(要ドライバー)
  • ドライブベイからSSDを外す(要ドライバー)

次に新しいSSDを取り付けます。先ほどとは反対の手順です。

  • ドライブベイにSSDを取り付ける
  • ドライブベイを他のドライブベイに取り付ける
  • ケーブルを接続する

SSD取り付け後は電源を入れて確認です。
もしトラブルが発生したときにまたケーブルを一通り抜いてからケースを開けて…となると面倒なので、外付けHDDやLANケーブルなどは接続せずに、最低限のケーブル類(電源ケーブルとディスプレイケーブル、マウス・キーボードの無線受信機)のみ接続して起動しました。

問題なく起動できました!

Windowsの起動自体は問題ありませんでしたが、AdobeやiCloud、Evernoteなど一部のアプリで再度ログインが必要だったので、アプリケーションによってはログイン等の初期設定が必要になるかもしれません。

 

その他

Posted by DESIGNTEXT