Photoshopで画像(レイヤー)の拡大縮小・回転をする方法
Photoshopでレイヤーのサイズを変えたり回転する方法を紹介します。
レイヤーではなく画像全体の場合はこちらを参考にしてください。
画像を拡大縮小・回転する方法
まずは拡大縮小・回転したいレイヤーを選択します。
【編集】→【自由変形】(ショートカット:Ctrl+T)を選択します。 画像のまわりにバウンディングボックスと呼ばれる枠が表示されます。この枠を使うと拡大縮小や回転をまとめて行うことができます。
枠が表示されない場合
レイヤーの右側に鍵マークが表示されている場合はレイヤーがロックされていて変形できません。 鍵マークをクリックしてロックを解除してから上記の操作を行ってください。ロックがかかっていない場合は次の操作を試してみてください。
レイヤーが大きすぎるとバウンディングボックスがドキュメントの外にはみ出て見えなくなります。 【ズームツール】(または【Ctrl/Command】+【−(マイナス)】)で何度か縮小するとバウンディングボックスが確認できるはずです。
拡大縮小する
画像のサイズを変えるにはバウンディングボックスの角にある四角形をドラッグします。 形がゆがんでしまう場合は【Shift】を押しながらドラッグすると縦横比を固定したままサイズを変えることができます。 (環境設定によって動作が変わってきます。このあとの「Shiftキーで縦横比を固定する設定」を参考にしてください。)
サイズ変更のみの場合は【Enter】キーで決定してください。
回転もする場合は次の作業を行ってください。
回転する
回転させる場合は、バウンディングボックスの外側にマウスをあわせ、マウスポインタが丸い矢印になったら回転したい方向にドラッグします。 【Shift】キーを押しながらドラッグすると15°単位で回転できます。
また【編集】→【変形】の中から回転や反転をすることもできます。
最後に【Enter】で決定します。
数値入力で拡大縮小・回転を行う
【自由変形】の操作中は画面上部のオプションバーに幅や高さなどが表示されるので、数値入力で変形や回転を行うこともできます。
Shiftキーで縦横比を固定する設定
最近のPhotoshopのバージョンでは、初期設定の状態では【Shift】を使わずマウス操作だけで縦横比を固定して変形するようになっています。しかし、Photoshop以外のアプリでは【Shift】を押しながらの変形で縦横比が固定されることが一般的です。そのため他のアプリと操作を統一させておいたほうが覚えやすいので、以下の設定をして【Shift】を使うように変えておくことをお勧めします。
Win【編集】→【環境設定】→【一般】→【従来の自由変形を使用】をチェック
Mac【Photoshop】→【環境設定】→【一般】→【従来の自由変形を使用】をチェック
※バージョンによっては「従来方式の自由変形を使用」と表記されていることもあります。
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