写真を四角や丸で切り抜く方法。フレームツールとクリッピングマスクの違いやメリット・デメリットまとめ。

2022年7月2日

写真を四角や丸で切り抜くには「フレームツール」を使う方法または「シェイプ」を使う方法のどちらかが便利です。見えなくなった部分も隠れただけでデータが残っているので後で修正が可能になります。(写真の必要な部分だけ残ればいい!他は削除してしまって構わない!という場合は【選択ツール】または【切り抜きツール】を使いましょう。)

フレームツールを使って切り抜く

画像を切り抜いて配置するためのツール「フレームツール」を使います。
手軽に配置できますが、複雑な加工には向いていません。

※フレームツールではオプションバーで「長方形」か「楕円形」しか選択できませんが、シェイプをフレームに変換すれば様々な形で切り抜くこともできます。

操作法は下記のページを参照してください。

シェイプを使って切り抜く

シェイプツールで作成した図形を使って写真を切り抜きます。
フレームツールより少しだけ手間がかかりますが、複雑な加工も可能です。

操作法は下記のページを参照してください。

それぞれのメリット・デメリット

フレームツールのメリット・デメリット

メリット

  • 操作がわかりやすい
  • 一つのレイヤー内で完結できる
  • 画像の変更が簡単にできる

デメリット

  • 数値入力でのフレーム作成ができない(作成後に数値でサイズを指定することはできる)
  • 一つのフレーム内に一枚しか配置できない
  • レイヤー効果を使うとフレームではなく中の写真に効果が適用される。フレーム自体に効果を使いたい場合は以下の方法を使う。
    • フレーム自体をスマートオブジェクトにする
    • グループ化してグループ化にレイヤー効果を使用する
  • フレームの上に配置されたテキストは、移動ツールのダブルクリックで編集することができない。

クリッピングマスクのメリット・デメリット

メリット

  • 複数の画像をまとめて切り抜ける
  • レイヤー効果(境界線やドロップシャドウなど)が使える
  • マスクエリアに背景色を設定できる

デメリット

  • 操作がやや複雑
  • レイヤーが複数になってしまう
  • 画像の変更がやや面倒

どう使い分けたらいいの?

単純に一枚の画像を四角く切り抜いて配置したい場合は「フレームツール」、複数の写真を切り抜きたい場合や、フチや影などの効果をつけたい場合は「クリッピングマスク」を使うのが効率的です。
あとは実際に使用してみて使いやすい方を使用してみましょう。

それぞれの詳しい操作法は下記を参考にしてください。

Photoshop

Posted by DESIGNTEXT