Photoshopで画像(ドキュメント)の拡大縮小・回転をする方法
Photoshopで画像(ドキュメントそのもの)のサイズを変えたり回転させる方法を紹介します。 レイヤーパネルに【アートボード】が表示されている場合は「アートボードがある場合」を参考にしてください。
画像全体ではなくレイヤー単位でのサイズ変更や回転はこちらを参考にしてください。
画像の大きさを変える
画像解像度を使う方法
【画像解像度】を使うと、ドキュメント内に配置されているレイヤーも含めてまるごとサイズを変更できます。元の画像サイズより大きくすると画像がボケてしまうので気をつけましょう。 (最近は「ディティールを保持2.0」「スーパー解像度」といったきれいに拡大する機能もあります)
【イメージ】→【画像解像度】を選択します。
【画像解像度】のパネルが表示されるので、画像の大きさを数値入力で指定してサイズを変えることができます。 pixelや%など様々な単位で指定することができます。
カンバスサイズを使う方法
【カンバスサイズ】を使うと、レイヤーの大きさは変えずにドキュメントの大きさのみを変更できます。デザインスペースが足りなくなった場合にドキュメントを広げたり、逆に余計なスペースを削除したりできます。
【イメージ】→【カンバスサイズ】を選択します。
【カンバスサイズ】のパネルが表示されるので、画像解像度と同様に数値を入力します。
カンバスサイズを大きくすると余白ができ、小さくすると画像が切り取られます。
【基準位置】を指定することで、カンバスサイズを変更する方向を決めることができます。
切り抜きツールを使う方法
【切り抜きツール】を使うと、マウス操作でカンバスサイズの変更を行うことができます。
【切り抜きツール】を選択すると画像の周りに枠が表示されます。枠をドラッグして画像サイズを決めたらEnterキーで決定します。
画像を回転する
【イメージ】→【画像の回転】の中から使用したい項目を選択します。上下左右に反転することもできます。
アートボードがある場合
「アートボード」とはWebデザインなどで使用する機能で、ひとつのファイルの中に複数のページや複数のデザインを作ることができるます。もちろん一つのデザインだけ作成することもできます。
レイヤーパネルに【アートボード】が表示されている場合は【画像解像度】や【カンバスサイズ】を使用するとうまく変更できない事があります。 なので【プロパティパネル】(CC2002の場合は【属性パネル】)で変更をしましょう。
その他にアートボードを直接選択してサイズを変えることもできます。 レイヤーパネルでアートボードを選択するとバウンディングボックスが表示されるのでドラッグしてサイズを調節します。
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